ふるさと納税は恥ずかしいの?と思ってこちらの記事を開いてくださった方。
ふるさと納税は決して恥ずかしいものではありません!
とはいえなんで?と疑問が残りますよね。
今回はふるさと納税否定派の考えをまとめるとともに、ふるさと納税をやるべき3つ理由を解説していきます。
これを読んで、ぜひふるさと納税をまだはじめていない方はやってみていただきたいと思います!
ふるさと納税は恥ずかしい?
ふるさと納税が「恥ずかしい」と感じるかどうかは、人によって異なります。
また、ふるさと納税をすること自体を「恥ずかしい」と感じる人もいれば、その制度を理解できていないことに対して「恥ずかしい」と感じる人もいます。
いろいろな意見がありますが、私はふるさと納税は「自分が選んだ地域を寄付で応援できる」という素晴らしい制度で、決して恥ずかしいことではないと思います。
とはいえ、否定派がいることも確かです。
ここで否定派の意見についても確認しておきましょう。
ふるさと納税 否定派の考え
地方間の格差拡大
ふるさと納税は、返礼品の内容によって寄付を集めやすい自治体とそうでない自治体が生まれます。
その自治体との間で財政的な格差を助長する可能性があります。
人気のある地域に寄付が集中することで、実際に支援が必要な地域に支援がいきわたらないということが否定派の意見のひとつとしてあります。
税収の不安定性
ふるさと納税によって自治体の税収が不安定になることがあります。
ふるさと納税は、本来収める所得税や住民税の一部を別の地域に納める制度です。
そのため寄付が集まらない自治体や、他の自治体に税収が流れてしまった自治体などは収入が減少し、自治体の運営に影響を及ぼすことがあります。
自分の住んでいる自治体ではないところに税金を納めるのはどうなの?という否定派の意見があります。
複雑な手続き
ふるさと納税の手続きが複雑で、寄付を行う側が面倒に感じることがあります。
現在ふるさと納税を利用しているのは約15%、ふるさと納税の制度がスタートしたのは2008年ですから、16年経っても利用率が15%ほどしかないというのは、普及率がかなり低いと言わざるを得ません。
ではなぜこんなに普及しないのでしょうか。
その理由の大きな一つに複雑な手続きがあると考えられています。
「なんだか難しそう…」と思っている人は多く、実際に筆者もその一人でした(今年は意を決してやることにしました)。
普及率が上がらない=地域への支援が限られてしまうという意見もあり、否定派の意見は確かにと思うところがありますね。
ですが、メリットも大きくあります。
ふるさと納税をやるべき3つの理由
節約になる!
ふるさと納税を有効活用することで、食費や日用品の節約になり、貯金ができるようになります。
具体的にどういうことかというと、例えばお米をいつも購入している世帯があるとします。
スーパーで購入するとお米5kgで2000円程度ですが、ふるさと納税を利用すれば2000円で30kgのお米を購入することが可能です。
30kgのお米を購入するのに約1万2000円ほどかかるところ2000円で済むわけですから、ふるさと納税を利用するだけで1万円もの節約になります。
これを使わない手はないですよね。
なぜ2000円で30kgのお米を買うことができるかなど、ふるさと納税のしくみについては、こちらの記事に記載しているので参考にしてみてください。
返礼品が超魅力的!
寄付をすることで、地域特産の返礼品がもらえるのも大きな魅力です!
普段買わない超高級な果物や工芸品などがたった2000円で手に入ると思ったら、すごくお得だと思いませんか?
実際に私の姉は毎年、1万円する宮崎県産のマンゴーを2000円で購入して、プチ贅沢を楽しんでいます。
また、子供が多い家庭だったら、焼き肉用のいいお肉なんかを選べば、普段子供に食べさせてあげられないようなものを2000円で購入できるのですから、家族みんながハッピーになれますよね!
返礼品目当てを恥ずかしく思う人も中にはいますが、受けられるメリットが大きいので、ぜひやっていただきたいです。
税金の使い道を選べる!
税金の使い道を選べることもおすすめの理由です。
毎月高い税金はとられているけど、何に使われているのかわからない!とイライラしている方も多いのではないでしょうか?
ふるさと納税をすれば、自分が応援したい地域を選ぶことができるので、「血税を無駄にされているのでは!?」という気持ちも少し落ち着きます。
自分の選んだ地域で税金が活用してもらえていると考えれば、税金を納めることをプラスに捕らえることもできますよね。
賃金は減るのに税金は増える現代だからこそ、税金の使い道を自分で選べることは魅力的なことだと思います。
まとめ
ふるさと納税の否定派の考えとやるべき3つの理由について解説しました。
ふるさと納税について正しく理解して、生活の一部にしていただけたら幸いです。